韓国・釜山の海辺に建つお寺「海東龍宮寺(해동용궁사/ヘドンヨングンサ)」は、すごく綺麗なことで人気の観光スポットですが、特に夕方にいくと綺麗さを増します。
夕方に行くと、ライトアップされ昼間には見れない美しい景色を楽しめます。
また海辺に面しているので、夕方は海風も心地よく雰囲気も満点。天気の良い日の夕方は特に、夕陽とお寺のコラボレーションも楽しめます。
私の場合、たまた夕方に行ったのですが大正解でした!
釜山には数々の観光名所がありますが、この海辺に建つお寺「海東龍宮寺」は、韓国三大観音聖地の1つとして有名な場所なので観光プランに加えることをおすすめします。
市街地から少し離れていますが、タクシーやバスを利用すれば簡単にいけますよ。
今回は釜山の海辺にある「海東龍宮寺」に夕方行くべきポイントや、アクセス方法などをご紹介します。
釜山の海辺に建つお寺「海東龍宮寺」とは
韓国・釜山の人気観光名所の一つ「海東龍宮寺(해동용궁사/ヘドンヨングンサ)」は、韓国国内でも珍しい海辺の岩場に立つお寺です。
日本も韓国も大抵のお寺は山の中や上にあることが多いですよね。
しかし、この海東龍宮寺は海辺の岩場に立っており、他のお寺とは違う雰囲気を楽しめるだけでなく、他では見れない美しい景色を楽しめます。
その珍しさから、毎日観光客で賑わう、人気の観光スポットになっています。
釜山の観光地を調べたらどのサイトでも上位に出てくる場所でした
この美しい建物と、雰囲気が素敵な海東龍宮寺に実際に行ってきましたので、詳しくレポートしていきます。
海東龍宮寺の歴史
海東龍宮寺は、もともと1376年(高麗時代)に建てられたとされていますが、文禄・慶長の役で1度消失してしまいました。
その後1930年代にウンガン和尚により再建されたのが今の姿の海東龍宮寺です。
もともとは「普門寺」という名前でしたが、1974年にチョンアン和尚によって「海東龍宮寺」に名前が変更されました。
その時、観音菩薩が海辺を龍に乗って飛んでいる夢を見たことから、チョンアンは海東龍宮寺に名前を変えたそうです。
1度は消失してしまった海東龍宮寺ですが、現在では国内外問わず多くの人が訪れるスポットになりました。
私もそのうちの一人として、海東龍宮寺に実際に行ってきましたのでレポートしていきます。
入り口から本堂まで
海東龍宮寺の本堂に行くには、入り口から少し歩く必要があります。
歩いていく途中には、多くの石像や、細かな装飾の建物、美しい景色など見どころがたくさんです。
まず、入口には来た人々を出迎えるような十二支の石像が並びます。
夕方に行ったら若干の不気味さはありましたが、、、笑
人よりもサイズが大きい石像がこれだけ並んでいると、迫力が違いますね。
この十二支の石像前では写真が撮れますので、自分の十二支の前で撮るのがおすすめですよ。
十二支の石像を横目に進んでいくと、「交通安全塔」と細かい装飾が施された「海東龍宮寺の門」が出てきます。
赤、青、緑、黄色で細かい柄が描かれているのがわかりますね。
龍やお花など、これだけみると日本のお寺とも変わらないようにも思います。漢字も使われているのでどこか日本人として安心感もありました(笑)
門をくぐったら石畳の道を進んでいきましょう。塀も石塀になっており、雰囲気抜群です。
隙間からは海も見えますよ!
この道を進んで、トンネルを抜けると、一気に視界がひらけて本堂が見えてきます。
ここから見ると、お寺が海辺ギリギリの岩場に建っていることがよくわかりますね。自然と融合している姿に力強さも感じます。
本堂に向かうには、108段の階段をひたすら降りていきます。
この108段の階段は、降りながら煩悩を忘れ、降り切った時には全ての煩悩がなくなると言われています。
本堂にお参りする前に煩悩をなくしておこうということですね!
108段の階段を降り切ったら、本堂につながる龍文橋を渡ります。
ここからは海が綺麗に見えるので、フォトスポットとしてもおすすめです。
この橋を渡って本堂へ向かいましょう。
海東龍宮寺の本堂
108段の煩悩階段を降りて、橋を渡った先についに海東龍宮寺の本堂があらわれます。
この時点で周りが結構暗くなってきたので、本堂の明かりとのコントラストがとても綺麗でした!
海に向かって開かれている本堂。多くのパワーを吸収していそうな雰囲気があります。
本堂に向かう階段の中央にある石でできた龍の彫刻がとっても美しかったです。
石をここまで細かく加工ができるものかと、感心しました。
本堂にも細かい装飾が施され、昔の人の技術の高さに驚かされます。
「海東龍宮寺」の名前からもわかる通り、本堂の入り口は龍によって守られています。
本堂の中は煌びやかな装飾が施されているので、目を凝らして覗いてみてくださいね!
心から祈れば必ず叶うとい言い伝えがある
海東龍宮寺は「観音信仰」の聖地として古くから多くの方が訪れています。
10mもの高さがある「海水観音大仏」が願いを叶えてくれるとされています。
「誰も心から祈れば、必ず一つは願いが叶う」という言い伝えのもあり、多くの方が訪れ祈りを唱えているのです。
私もお願いごとをしてきました!
海東龍宮寺を訪れた際には、見物だけでなくぜひお願い事もしてきてくださいね!
時間を決めてなければ夕方行くのがおすすめ
海東龍宮寺に行くのに、もし時間を決めていないなら夕方に行くのがおすすめです。
- ライトアップが美しい
- 人が少ない
夕方に行くと、昼間にはみられない別の海東龍宮寺を楽しめます。
昼間は明るい太陽と海からの輝きに照らされているので美しい景色なのは、容易に想像できますよね。
SNSや観光サイトで掲載されているのは全て昼間の写真だったりもするので、せっかくなら他の姿を見るのがおすすめです。
そして何よりも、人が少ないのでゆったり見学できますし、写真も綺麗に撮影できます!
私が行った時は他にほぼ人がいなく10名いたか?いないか?くらいでした!
混雑した観光地は疲れますし、楽しめないので夕方に行くのをおすすめします。
少し離れて見るとライトアップがより美しい
海東龍宮寺の本堂から過ごし離れたところに展望スペースがあるので、ここから本堂を見てみてください!
本堂の裏側は森になっているので明かりが少なく、本堂の明かりがより際立って美しい姿をみれます。
本堂以外にも所々ライトアップされているので、全体を見るなら少し離れた展望スペースから眺めるのがおすすめですよ。
ここからは海も眺められますので、本堂と海と両方の景色を同時に楽しんでくださいね。
遅くなりすぎないように注意
海東龍宮寺への到着が遅くなりすぎると中に入れませんので注意が必要です。
開放時間:4:30〜19:20(18:50最終入場)
私は思いつきで行ったので、ギリギリの18:40頃到着しました
また、夏だったので日が長いこともあり、遅くに行っても大丈夫でしたが、冬だともっと早く日が暮れるのですぐに暗くなってしまいます。
道中にライトはあるので道に迷うことはありませんが、暗くなってしまったら足元を注意しながら訪れましょう。
海東龍宮寺の場所とアクセス
海東龍宮寺は釜山の人気観光地「海雲台」から車で約30分ほどのところにある、「機張の侍朗里海岸」に建っています。
부산 기장군 기장읍 용궁길 86 해동용궁사
海東龍宮寺に行くには、「バス」か「タクシー」で行くのが良いでしょう。
電車もありますが、最寄り駅から海東龍宮寺の入り口まで、徒歩約40分ほどかかるので、駅からバスやタクシーを使うのも手です。
バス停からちょっとした坂を登って、海東龍宮寺の入り口までいきます。
徒歩10分程度なので歩けないことはないですよ!私はバスで行きましたが散歩感覚で楽しめました。
もちろんのことながら、タクシーが一番楽ですね(笑)
私が行った時は、数台のタクシーが入り口で待っていました!
時間がない場合はタクシーの利用がおすすめです。
駅から徒歩で行くと片道約40分ほどかかるので、徒歩で行くには時間と体力が必要です(笑)
駅からバスに乗ると入り口まで20分ほどで到着しますよ!
徒歩で行けなくはありませんが、時間短縮のために最寄り駅からバスやタクシーに乗ることをおすすめします。
概要
名称 | 海東龍宮寺(해동용궁사/ヘドンヨングンサ) |
住所 | 부산 기장군 기장읍 용궁길 86 해동용궁사 |
営業時間 | 4:30〜19:20(18:50最終入場) |
定休日 | 年中無休 |
入場料 | 無料 |
まとめ
韓国の人気観光地・釜山にある「海東龍宮寺(해동용궁사/ヘドンヨングンサ)」は韓国国内でも美しいお寺として有名です。
それは海東龍宮寺が海辺の岩場に建つ珍しいお寺だからです。
この海東龍宮寺は夕方に行くのがおすすめです。夕方に行くとライトアップされた本堂と海のコラボレーションを楽しめます。
また、人が少ないのもおすすめポイントで、周りに邪魔されず見学や写真撮影を楽しめるでしょう。
私も夕方に海東龍宮寺に行ってみましたが、景色が綺麗で感動しました。
そして海東龍宮寺は観音信仰の聖地で「心から祈れば必ず叶う」という言い伝えもありますので、ぜひお願いごともしてみてくださいね。
釜山に行ったらぜひ海東龍宮寺に行って美しい景色を楽しんでください!
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