東京都青梅市にある「御岳山(みたけさん)」は、初心者向きのハイキングスポットです。
親子や愛犬連れのハイカーも多いので、ハイキング初心者でも安心でしょう。
御岳山は都内で気軽にハイキングできるスポットとしても有名で、年間を通して多くの方が訪れます。
途中までロープウェイも出ているので、体力に自信がなくても大丈夫ですよ!
今回は、ハイキング初心者の私が実際に2023年2月に御岳山に登った様子をレポートします。
気になるハイキングコースや、服装もお伝えしていきます。
都内で気軽にハイキングできる御岳山に初心者が登ってみた
東京都内で自然を感じられるエリアとして知られている青梅市には、多くのアウトドアスポットがあります。
キャンプ場やハイキングコースなどが多くあり、アウトドアを楽しむ人が多く訪れています。
そんな青梅市にある「御岳山」はハイキング初心者向けのスポットです。
登山のガッツリした装備はしたくないけど山の中で自然を感じながら散歩をしたいな〜
気軽なハイキングを楽しみたい私は、都内からアクセスがよく、森の中の散歩を楽しめると知って御岳山に登りました。
結論から言うと、「登山と言うほどのアップダウンはないが、だいぶ歩く」と言った印象でしたよ。
麓からロープウェイで山頂まで行ける
御岳山は麓から山頂までロープウェイで登れてしまいます。
どちらかと言うと、麓から坂道を登って登山をすると言うより、山頂から森の中でお散歩を楽しむイメージです。
麓から山頂まで、ロープウェイを使わないで登るコースもありますが、初心者にはロープウェイの利用をおすすめします!
体力に合わせてロープウェイを利用するか選んでくださいね。
ロープウェイ自体の乗車は数分なので、あっという間に山頂に到着です。
山頂からの眺めは最高
特に苦労することなく山頂まで到着するとすぐに広場になっており、そこから周りの山々や、麓の街並みを見渡せます。
登山ならではの達成感はだいぶ少ないですが(笑)、景色はとっても美しいのでハイキングを始める前にぜひ眺めてくださいね。
そして、山頂からさらに上の展望台に行くためのリフトも用意されています。
ロープウェイとリフトは別料金だよ!
私はリフトを利用しませんでしたが、広場からの景色で十分満足できました。
まずは武蔵御嶽神社を目指そう
御岳山のハイキングを本格的に始めたら、まずは「武蔵御嶽神社」を目指しましょう。
ケーブルカーを降りて武蔵御嶽神社までの道はしっかり舗装されているので、とても歩きやすいです。
途中にはビジターセンターや売店、お食事どころがあり、ちょっとした参道となっているので、寄り道しながら目指すと良いでしょう。
参道を抜けた後の神社に続く石段は、体力のない私には正直きつい道のりでした(笑)
しかし、頂上の本殿に着いた時には清々しい気持ちになれましたよ!
神社お参り後は森の中のお散歩を楽しもう
武蔵御嶽神社のお参りを終えた後はひたすら山道でのお散歩を楽しみます。
真っ直ぐに生えた杉の木の間をひたすら歩きます。道は整えられているので、比較的歩きやすいでしょう。
何も考えず、ただひたすらぼーっと森の雰囲気を楽しみながらハイキングできます
周りの景色に大きな変化はありませんが、日常の喧騒を離れてほぼ無音状態の森の中をひたすら歩く体験にはデトックス効果がありそうです。
私自身、森の中で無駄なことを考える必要がなく、とても癒されましたよ。
七代の滝でマイナスイオンを感じる
御岳山にはいくつかの滝がありますが、そのうちの一つが「七代の滝」です。
この滝に行くには少し覚悟が必要です。
滝は山の谷間にあり、ハイキングコースから外れて向かいます。
木の根っこを生かした階段と、急な鉄の階段をひたすら下ります。
最低限の服装として、スニーカーであればOKです!私もスニーカーで上り下りを体験しました。
しかし、行けばとても美しい滝を見られます。滝壺の周りで休憩すると良いでしょう。
下りの階段もきついけど、上りがよりきついです(笑)
ロックガーデンは冬の時期は景色が少し寂しい
御岳山の見どころの一つが、山の美しい小川を眺めながらハイキングを楽しめる「ロックガーデン」です。
山の湧水が流れている沢の両サイドに、水と一緒に運ばれたと思われる岩がたくさんあり、雄大な自然とマイナスイオンを感じられるスポットです。
私が御岳山に行ったのは2月だったのですが、木の葉は全て落ち、なんだか少し寂しい雰囲気が漂います。
初心者向けコースとは言え体力がないと正直少しきつい
青梅市にある御岳山は、初心者でも気軽に登れるハイキングコースとして紹介されています。
この紹介があったので、今回ハイキング初心者の私も登ってみることにしました!
御岳山にはコースが複数用意されているので、体力や好みに合わせて登ってみると良いでしょう。
今回私はケーブルカーで山頂まで行き、武蔵御嶽神社に立ち寄り、ロックガーデンを1周する、約2時間30分のコースを選びました。
2時間30分でアップダウンも少ないという事前情報を参考に、早速登り始めます。
最終的に4時間以上かかった
2時間30分ほどでまわれるとの記載がありましたが、ハイキング初心者が実際に歩いてみると、4時間以上かかりました。
途中で写真を撮ったり、七代の滝に寄り道したりしたのも要因です
想定以上に長く、正直少しきつかったです。
前情報通り、アップダウンは少なく身体は大丈夫だったのですが、距離が長く歩いても歩いても進まないような感覚になっていました。
しかし、ハイキング途中は自然に癒されますし、最後には大きな達成感を得られます!
きつさはありますが、事前情報通りアップダウンが少ないので、ハイキング初心者にもおすすめです!
事前準備が悪く寄り道も多かったことが要因
後々考えてみると、2時間30分ほどでまわれるコースに4時間以上かかったのにはいくつか要因がありました。
- たくさん寄り道した
- 朝ご飯をほぼ食べずに登った
- 体力回復用の食べ物を持ち歩かなかった
想定より時間がかかった1番の要因は「寄り道の多さ」です。
日常とは離れた雰囲気と、きれいな景色に写真を撮りまくっていました(笑)
また、元のコースを外れて七代の滝を見学したのも原因の1つと言えるでしょう。
「せっかく来たから全力で楽しみたい!」という思いで、後先考えずその場を楽しみすぎました
また、事前準備も甘かったのも良くありませんでした。
当日は朝ご飯をほぼ食べず、途中で軽く食べられるような食べ物も持ち歩かなかったため、気力と体力が一気に奪われました。
初心者向けとはいえ、「朝ごはんは食べる」など最低限の準備は必要ですね。
季節によって服装はラフでも大丈夫
私が今回御岳山をハイキングしたのは2月で、道の端にほんの少し雪があるような日でした。
ハイキング用品を一つも持っていないので、「動きやすい」を意識した服装で行きました。
結果的には、ハイキング用の服装ではなく、ラフな服装で全く問題ありませんでしたよ!
実際に私が着た服装は下記の通りです。
- トップス裏起毛スウェット、タートルネックインナー
- ボトム裏起毛スウェット
- 靴スニーカー(ナイキ/エアフォース)
- アウターダウン
- その他ニット帽、サングラス
上下スウェットに、スニーカーというラフな服装で登りましたが、今回の季節やコースでは全く問題がありませんでした!
道の端に雪はありましたが、ほぼ溶けていて最後の残りくらいでしたので、歩くには全く支障はありません。
ひたすら歩くので、寒さもほぼ感じません!
そして、今回とにかくラフに行きたかったこともあり、カバンは持たず、必要最低限のお金と水のペットボトルのみを持ってで行きました。
今回白いスウェットパンツを履いて行ったら、砂埃で裾が茶色くなっていました。
スニーカーも同様、砂埃がすごかったので、白いスニーカーやお気に入りのスニーカーは避けた方が良いかもしれません。
また、今回は大丈夫でしたが、雪がたくさん降った日や雨上がりなどは、道の状況が悪くなると予想されます。
その場合はしっかりとした装備が必要になりますので、事前に天気も確認の上ハイキングを楽しんでくださいね。
御岳山へのアクセス
御岳山へのアクセスは下記の通りです。
車でのアクセス
- ナビで住所を検索
- 駅に2回建の駐車場が併設(有料)
ケーブルカー乗り場のすぐ隣が駐車場になっています。
乗り場までの道にいくつか駐車場はありましたが、そこに停めてしまうとケーブルカー乗り場まで歩く必要があります。
気軽にハイキングを楽しむなら、ケーブルカー横の駐車場がおすすめです。
電車とバスでのアクセス
- JR青梅線御嶽駅で下車
- 改札を出て、「ケーブルカー滝本駅」行きのバスに乗車
- 「ケーブル下」バス停で下車し、ケーブルカー乗り場まで歩く
電車とバスを利用する場合は、事前に時刻を調べておくとよいでしょう。
まとめ
「御岳山」はハイキング初心者でも十分楽しめます。
アップダウンが少ないのでそこまで体力は必要ありませんし、ロープウェイがあるので気軽に行けるのが魅力です。
さらに美しい森の景色に癒されること間違いなしですよ!
そして今回は冬に訪れた際の服装についてもご紹介しました。
上下スウェットにスニーカーというラフな服装でも問題なくハイキングできます。
総合して、御岳山は初心者にもぴったりなハイキングスポットなので、ぜひ癒されに訪れてみてくださいね。
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