韓国留学をする際に困るのが住む場所ですが、申請次第では学校の寮に入れます。
私はキョンヒ大学の語学堂に留学し、留学中は寮に滞在をしていました。
日本でも「寮」というものに入ったことがなく、どんなものか不安でしたが、キョンヒ大学の寮は想像より過ごしやすかったのでレポートしていきます。
私は2人1部屋の寮に入っていました
留学で住居の費用を少しでも抑えたい方は寮の利用がおすすめです。
寮に入っていると「家賃」「光熱費」が費用に含まれているのと、「家具」「家電」が付いています。
さらに管理人がいるので、困ったことがあればすぐに対応してくれるのも安心できるポイントです。
今回はキョンヒ大学の寮の一つである「チャンドクアン」についてレポートしていきます。
キョンヒ大学語学堂の寮はこれ
韓国でも有名な大学の1つ「キョンヒ大学」は、韓国語留学できる「語学堂」も完備されています。
大学または語学堂に在学中は、申請をして申請を通過すると学生寮に入れます。
キョンヒ大学で留学生が入れる寮は2つあり、選択も可能です。
- チャンドクアン
- リッチヴィル
私はチャンドクアンを利用しました
チャンドクアンとリッチヴィルの違い
キョンヒ大学が運営している寮は「チャンドクアン」と「リッチヴィル」の2つがあります。
その違いは「2人部屋」か「1人部屋」かです。そのため家賃も変わってきます。
チャンドクアン | リッチヴィル | |
1人部屋 | ○ | ○ |
2人部屋 | ○ | × |
チャンドクアンは2人部屋がメインですが1人部屋もあります。
それに対しリッチヴィルは1人部屋のみです。
また、部屋の大きさや、完備されている設備に多少違いがありますが、大きくは部屋の利用入居人数と考えて良いでしょう。
今回は私が利用した「チャンドクアン」についてレポートしていきます。
チャンドクアンの2人部屋内装
私が韓国留学中利用した寮は、「チャンドクアン」の2人部屋です。
その名の通り、2人で1部屋を利用します。
私は友達を同じタイミングで留学に行ったので同室の希望をだし、無事同室になりました。
部屋全体は画像のように、1Rの奥に長い作りになっています。
生活するには十分な設備が整っているので安心です。
キッチンと洗濯機
部屋に入ってすぐあるのがキッチンと洗濯機です。
キッチンはIHコンロになっており2口あるので、同時調理が可能です!
シンクは大きいとは言えませんが、皿洗いには困りません。
作業スペースも広くはありませんが、まな板は十分置けるだけのサイズになっているので料理もできます。
洗濯機はキッチンのコンロ下に設置されています。
排水などの関係だと思いますが、韓国の多くの家は洗濯機がキッチン下や横にあることが多いです!
友達の家もキッチンに洗濯機が付いていたよ
洗濯機がキッチンにあって困ることは特にありませんでした。
↑冷蔵庫↓電子レンジ
冷蔵庫は大きめです!自炊する場合でもある程度食材を入れられます。
冷蔵庫の上に電子レンジが設置されているので、簡単に調理が可能です。
身長が152cmの私には電子レンジの位置が高く、毎回椅子に登って利用していました、、、
電子レンジがない寮もあるので、部屋に1台電子レンジがついているのはとても便利ですよ!
ただ、私のように低身長には少し使いにくいので工夫して利用されると良いでしょう。
シャワーとトイレ
シャワーとトイレは同じです。写真のようにトイレの奥に扉1枚挟んでシャワールームになっています。
韓国在住の方曰く、寮や1人暮らし用のアパートには湯船がないところがほとんどだそうです。
私は元々毎日湯船に浸かるタイプなので、留学中は湯船がとても恋しくなりました。
トイレとシャワー室で1畳半〜2畳ほどです
また、これは友達の家や他の寮の内装をみて後々わかったのですが、チャンドクアンのシャワールームは広く快適です!
すごく狭く感じていましたが、他の家に比べてとても広く、トイレとシャワールームに扉で仕切りがあるのも珍しいです。
使っている時は少し不便でしたが、他の家を知ってからは、とても快適な方なのだと感じました。
ベッドと布団
韓国の学生寮では珍しく、チャンドクアンの寮のベッドは2段ベッドです。
一般的な2人部屋の学生寮は部屋の左右がついになっており、同じベッドに同じ机が2個ずつあること多いです。
しかしチャンドクアンの場合2段ベッドのため、ルームメイトと上か下かを決める必要があります。
私は下の段を利用しました
布団類の貸し出しは寮の料金に含まれているようで、部屋に用意がされていました。
1つずつビニール袋に入っていたので、クリーニング済みだと思います(おそらく)。
画像の青い部分がマットレスになっていますが、極薄です(笑)
その上に敷きパッドを敷いて寝ます。
私は掛け布団用カバーと枕カバーを日本から持参しました
レンタルの布団をそのまま使用するのに少し抵抗があったので、私はカバーを持っていきました。
しかし、気にならない方はカバーなしでも使えますよ!
クローゼットとシューズボックス
上下で2段に分かれているタイプで、大容量です。
たくさん服を持っていった私ですが、余裕で利用でした。
しかも上の段のハンガーラックは身長の問題で届かなかったので、ルームメイトと下の段を半分ずつ利用しました。
上の段は手の届く範囲で靴下や帽子など小物を置いて利用していました
メインクローゼットの隣にスリムなクローゼットもありますが、私はほとんど利用していませんでした。
シューズボックスは棚の高さが様々で、スニーカーやブーツなど高さの違う靴も余裕で入ります。
傘を収納できるスペースもあり、とても便利でしたよ。
シューズボックスの扉は全身鏡になっているので使い勝手バツグンです!
机と椅子
画像右側に備え付けの机が一つと、別途独立した机が1つ用意されています。
椅子は2つ用意されいるはずです。
と言うのも、私たちの部屋は椅子が1つしかなく、不便だったので自腹で椅子を購入しました。
2人部屋なので、基本2つずつ用意されているはずです
疑問に思い、他の部屋や、担当者に確認したら、椅子は2つとのことで、後々椅子を用意してもらったのです。
私のように無駄にお金を使わないようしてくださいね。
カメラ付きインターホン
各部屋にインターホンが付いており、カメラも付いているので安心です。
ほどんど鳴らされたことはありませんが、インタホーンがなった時にはカメラで確認してから出ましょう。
寮と部屋の入り口は全てオートロック
韓国では家の鍵はナンバーロックが主流です。
これがとってもとっても楽なんです
鍵を持ち歩かなくて良いのが、こんなにも楽なのかと思い知らされました。
オートロックなので鍵を閉める必要もありませんし、カバンの中をあさる必要もありません。
ナンバーロックで1つ注意点は、番号の記憶です。
忘れてしまうと中には入れませんので忘れないように注意しましょう。
何かあった時のために外に出る時はスマホを持ち歩くと良いですよ!
寮内設備
寮内には共有で利用できるスペースはほとんどありません。
イメージ的には管理人在住のマンションと考えていただくと良いと思います!
1階の入り口には日中管理人が在中しているので、何か困ったことがあればすぐに対応してくれます
韓国留学で寮に入るには
韓国留学で寮に滞在したい場合、事前の申請が必要です。
私の場合、留学の手続きをエージェントに任せていたので、私が直接学校に申請したわけではありません。
しかしエージェントから申請してもらうにあたり書類を記入しました。
書類を記入し、エージェントの申請を任せました。
自分自身で入寮の申請をする場合、下記のように申請しましょう。
韓国語課程入学申請書の寄宿舎項目をチェック(1人部屋 or 2人部屋を選択)
キョンヒ大学
自分自身で寮の申請をする場合は、入学申請書に一緒に記入をします。
エージェントに申請する場合と、自分自身で申請する場合では方法が違うようですので注意してくださいね。
寮の周辺情報
キョンヒ大学の2つの寮は近所にあり、周辺も充実しているので韓国生活には困りません。
私も留学中は寮に滞在していましたが、周辺は様々なお店が揃っていたので便利に過ごしましたよ。
CU(コンビニ)
寮の1階にはコンビニのCUがあります。
朝から夜12時まで空いているので、いつでも利用できるのが嬉しいポイントです。
韓国ドラマで見かけたことがある方もいるかもしれませんが、コンビニの外にはテーブルと椅子が用意されています。
夜になるとコンビニ前は多くの人で盛り上がります。
騒がしい時も多々あるよ、、、
盛り上がって騒がしいこともありますが、寮の1階にコンビニがあるのはとても便利ですよ。
スーパー(マート)
寮から徒歩1分ほどのところにスーパーがあります。
夜遅くまで空いているのでとても便利です。
2Lの水も数本なら持って帰れる距離です
スパーは食品の他にシャンプーや洗剤などの日用品も多少売っているので、とても便利です。
ダイソー
100円ショップで知られているダイソーは韓国にもあります。
個人的には韓国のダイソーはどちらかというと、小さいホームセンター、ドラッグストアのような日用雑貨が売っているお店です。
私はダイソーでティッシュとトイレットペーパーを買っていました
日本でもそうですが、ダイソーに行けばほとんどの日用品は揃います。
オリーブヤング
韓国旅行の必須スポットとも言えるオリーブヤングですが、寮から徒歩3分ほどのところにあります。
韓国には日本のようなドラッグストアはないので、割高ですがオリーブヤングで日用品を買います。
また、帰国前にお土産もこのオリーブヤングで揃えられたので、とっても楽でした!
チヂミ通り
キョンヒ大学周辺は、人気韓国料理の一つ「チヂミ」がとても有名です。
寮周辺には「チヂミ通り」と呼ばれる通りがあるほど、チヂミが有名です。
そしてなんと言っても、チヂミがとても大きく美味しいのです!
寮滞在中何度もチヂミを食べに行きました!
寮から徒歩1分ほどなので、お昼でも夜でも好きなタイミングでいけますよ。
その他
寮周辺にはほとんどのお店が揃っています。
ここまで紹介した以外にも下記のようなお店が充実しています。
- 食堂
- カフェ
- パン屋
- PCバン
- カラオケ
- 洋服屋
- 銀行
- 郵便局
- 美容院
- ネイル
特に食堂はお店が多いので飽きずに食べられるのも嬉しいポイントです。
数ヶ月滞在しましたが、制覇できませんでした
上記のようにほとんどのお店が揃っているので、生活するのに全く困りませんよ。
キョンヒ大学の寮は門限あり
私が利用していたキョンヒ大学の寮「チャンドクアン」には門限があります。
語学堂の先生によると学生寮のほとんどは門限があるそうで、時間もほぼ同じだそうです。
「大人なのに門限なんて、、、」とも思いましたが、あくまで運営が学校なので門限は仕方ないですね。
門限を過ぎると罰則点数が増え、ある程度増えると強制退寮になりますので注意してください。
あらかじめ帰宅が遅くなることがわかっている場合は外泊申請をします
私はコンサートにいった際に1度だけ外泊申請をしました
外泊申請は下記のように行なっていました。
外泊申請方法
チャンドクアンの外泊申請は全てカカオトークで行います。
寮に入寮すると、寮のグループカカオトークに入ります。そのグループトークから申請を行いました。
直近の申請は基本的に認められないそうです。(緊急時を除く)
1週間前までの申請が必要なので、だいぶ前から予定を把握しておく必要がありますが、帰宅が遅くなる、部屋を空ける場合は申請を行いましょう。
寮は駅へのアクセスバツグン
キョンヒ大学の2つの寮はどちらも「フェギ駅」にアクセスバツグンです。
特にチャンドクアンは駅の横にあるので、改札まで徒歩3分ほどで行けるので、とても便利です。
待ち合わせ時間少し前に部屋を出ても間に合います!
しかし、駅が近いので部屋にいてもいつも電車の音が聞こえます、、、
ただ、駅へのアクセスの面では最高なので、活用してくださいね!
まとめ
キョンヒ大学の語学堂に留学をする場合、申請次第で寮に入れます。
チャンドクアンは2人部屋でも、ある程度広いのでルームメイトと一緒に快適に利用できるでしょう。
寮は家具家電が備わっているので、生活は困りません。
韓国留学で少しでも費用を抑えるなら寮への入寮がおすすめです。
2人部屋で気をつかう部分があるかもしれませんが、普通のアパートで暮らすよりも費用を抑えて生活ができるでしょう。
また不動産と交渉したり、面倒な申請も少ないので、初めて韓国留学に行く場合は一旦寮の利用が良いです。
キョンヒ大学の寮で、素敵な韓国留学生活を過ごしてくださいね!
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